板室温泉 大黒屋『塩津植物研究所−山野草木展』

2022年9月19日

創業471年 #保養とアートの宿 で盆栽。

◯9/26木 16:30-17:30 トークイベント
「生活文化としての盆栽」#川﨑仁美 (盆栽研究家)
宿泊者無料。トークのみの参加¥1,000。

『塩津植物研究所−山野草木展』
2022.9.1-9.26  9:00-17:00
作家在廊日9/23,24,25,26
#板室温泉大黒屋
http://www.itamuro-daikokuya.com/art/

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板室温泉大黒屋では9月1日(木)より9月26日(月)まで、#塩津植物研究所 -山野草木展-を開催いたします。塩津植物研究所は奈良県橿原市に店舗を構え、#塩津丈洋 さん、#塩津久実子 さんご夫婦で運営しています。種木屋として活動し、 #実生 、#挿し木 、#取り木 など様々な園芸技法を用い、生産した種木から盆栽への仕上げまでを一貫して行っています。また盆栽そのものだけでなく、鉢の販売、草木の治療、植替えや剪定などの教室など、植物にまつわる多岐にわたる仕事を請け負っています。

盆栽の世界では、通常盆栽用の植物を育てる種木屋から苗を仕入れて仕立てます。しかし、塩津さんが志していた「#種木屋」とは、植物を種や挿し木から、「一からまるごと」育てて仕立てる仕事。自身の盆栽を「日常の盆栽」と呼び普段の生活の延長先上に草木があり、気軽に育てていくことを楽しむ盆栽の形があるといいます。

塩津植物研究所のある橿原の敷地内には常時200種以上・3万株もの草木が育てられております。本展示では、奈良の地で育んだ草木たち、塩津さんが種から育てたさまざまな植物、アカマツ、ケヤキ、マユミ、イチョウ、カエデ、セッカヒノキ、ナンテン、ニホンカマツカ、ユキノシタ、サルスベリ、グミなど約50種の植物からなる盆栽を展示いたします。また、花台、盆栽鉢は古いものから、個人の作家ものや製陶所に特別に注文して制作されたものなど、草木と一緒に器の組み合わせも楽しんでいただけたら幸いです。塩津さんの盆栽は一般的に人気が高い紅葉や松ばかりではなく、あまり鑑賞価値が認知されていない木も扱ってるのも特徴です。日本の風土に合った日本の草木、身近な植物を楽しんでもらいたいという気持ちが根底にあるお二人の日常の盆栽、ぜひご高覧いただけたら幸いです。また1ヶ月間の展示期間中に、盆栽の入れ替わりも予定しております。