多聞会「日本盆栽ー小さな巨木」建仁寺塔頭両足院

2018年5月3日

みどりの日
中国から禅宗と共に伝わったとされる盆栽、副住職の伊藤東凌さんにも色々お尋ねしながら進めたいと思います。 合掌

多聞会「日本盆栽ー小さな巨木」【京焼今展2018】
日時: 5月4日(木)15:00〜
場所: 両足院 建仁寺山内
参加費:600円
講師: 川﨑仁美(盆栽研究家)

<詳細>
盆栽研究家の川﨑仁美さんをお招きし、「日本盆栽ー小さな巨木」というタイトルでお話いただきます。途中、両足院副住職にご登壇いただき、対談となる時間もございます。

<講師プロフィール>
1980年京都生まれ。高校3年生から盆栽雑誌のナビゲーターを務める。その後独学し、2002年より「現代盆栽」を主宰。「日本盆栽ー小さな巨木」をテーマに国内外で盆栽の解説・キュレーションを行う。
2009年より『日本盆栽大観展』(京都市勧業館/11月)の広報・解説ツアーを担当。
10年間のフィールドワークを経て京都工芸繊維大学大学院に入学、2017年博士後期課程単位取得満期退学。
2014-2015年、米国 エドワード・C・ジョンソン財団(フィデリティ証券)の奨学金を得てアメリカ、イギリスに園藝留学。各国の園藝技術・思想・運営を学ぶ。
京都造形芸術大学非常勤講師、春風社より著書を刊行予定
https://www.gendaibonsai.com/

<京焼今展2018>
今年の京焼今展は、「六根清浄」というテーマで取り組みます。六根とは仏教における「眼」「耳」「鼻」「舌」「身」「意」のことです。それぞれ「色」「声」「香」「味」「触」「法」に繋がっています。現代社会の人の営みは、あまりにも眼と意(心)に依存しています。あたかも心だけが主人公で、五感はたまに刺激として楽しもうという認識が蔓延しています。
そこから脱却し、今一度、六根がすべて開かれ、外部とのつながりが滞りなく流れ続けている状態、すなわち「六根清浄」を本展のテーマに据えます。陶芸家六人が植物に携わる六人(六根)と交わっていく中で、どのように芽を伸ばしていけるのか挑戦します。
https://www.facebook.com/events/165491377498785/