京焼今展2018「六根清浄」

2018年11月7日

京焼今展2018「六根清浄」
開催日:2018年11月9日〜11日
会場 両足院(建仁寺山内)
開場時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
料金:600円(拝観料として)
主催:五条坂・茶わん坂ネットワーク、両足院

◯出品者
小川宣之(陶芸家)・西村勉(仏料理MAVOシェフ)
かのうたかお(陶芸家)・片桐功敦(華道家)
谷口晋也(陶芸家)・中根行宏(造園家)
中村譲二(陶芸家)・吉岡更紗(染織家)
山内駿(陶芸家)・田中孝幸(フラワーアーティスト)
吉村敏治(陶芸家)・川﨑仁美(盆栽研究家)

 

企画発起人の清水愛子さんにお声がけ頂き、両足院副住職 伊藤東凌さんより六根清浄(眼,耳,鼻,舌,身,意)の身(触覚)のお題をいただき、陶芸家の吉村敏治さんと制作をさせて頂きました。
陶壁に甎、お互いにやってみたかった事を盛り込んだ盆器(盆栽鉢)を作陶いただき植栽して居ります。
協力:(株)近代出版、広樹園

書院 吉村敏治(陶芸家) + 川﨑仁美(盆栽研究家)

 

吉村さんが注目している最先端のコンビニのお惣菜プラカップに、私の注目しているスリット鉢を掛け合わせたハイブリットな鉢です。スリットがひしゃげないように、高い技術で実現していただきました。

 

◯両足院と京焼今展
建仁寺両足院を活動拠点とすることには大きな意義があります。中国や朝鮮半島から伝えられた名品を多く所蔵する両足院には、陶工をはじめ、様々なジャンルの文化人が集まり、新しい文化を創造していくサロンのような役割を担ってきました。江戸時代には、五条坂の陶工と住職との交流が深く、過去の名品を両足院から持ち帰り参考にしたという記録も残されています。そういった京都の文化を育んできた寺院で、もう一度、今という時代にふさわしい関係性を結び直し、新たなやきものの創生、ひいては新たな京都の文化をいきいきと育んで行くことを目指しています。